息子を育てていて、びっくりしたのが

「赤ちゃんって、こんなに食べるの?」ってことでした。


幼児用のお茶碗1杯分のご飯、お肉と野菜を煮込んだもの、

野菜を煮たもの、汁物、デザート


これを、1歳の誕生日のころには全て平らげていた・・・と思う。

それこそ、小食な女の人より食べてるだろう、という量です。

30分程度で食べつくします。


が、違ったのですね。

赤ちゃんが食べるんじゃなくて、息子が単に大食いだったらしい。


とにかく食べることが大好き。

「赤ちゃんが食べてくれない」という悩みのほうが、たぶん多いと思うので

本当に贅沢な悩みだと思います。

しかし、うっかり「ご飯」などと口走ろうものなら

一目散に自分のイスに駆け寄り、上へ上げろと命令し続ける暴君。

いや、まだ出来てないんだけどさ・・・と弁解したところでもう止まらない。

人の話をよく聴いてくださーい!


実家の母にも「お兄ちゃん(私の兄)もよく食べたけど、ねえ・・・」と驚かれ

同じく子連れの友だちと外食しても「よく飽きずに長時間座ってられるねー」と感心され。

食べ終わったあと、あまりにお腹がパンパンになっているので

世帯主には「食べさせすぎじゃないの?」と責められ。


だけどねえ、本人の中では本当にそれが適量らしいのです。

「いただきます」と「ごちそうさま」で手を合わせる仕草はいち早く覚えた息子、

納得いかないところで止められようものなら「ギャー!」と抗議の声をあげるものの

納得したところでの「もう終わり」なら、自分からきちんと手を合わせるのでした。


それはやはり、親としてはうれしいことだし

好きなものを出したときの、ニカーッとした笑顔が見たくて

まあいいか・・・と追加を出してしまう日々です。